【吉祥航空搭乗レポ2025】吉祥航空に乗るなら知っておきたい!ビジネスクラスとエコノミーの全貌

旅の準備

こんにちは、しまおです!

最近日本からの路線も増えつつある吉祥航空、「中国路線って遅れるって噂だけど…」「他より安いけど大丈夫かな…」と心配になった方もいるのではないでしょうか。

今回は2024年末から年始にかけて、関空-上海-ブリュッセルをビジネスクラスとエコノミークラスで往復してきた体験をまとめたいと思います。

1. はじめに:吉祥航空とは

吉祥航空は、上海均瑶(集団)有限公司が出資する中国の民間航空会社です。

2006年9月の運航開始以来、A320、321シリーズ機材を中心に63機を導入し、上海を拠点に中国国内線だけでなく、香港、マカオ、タイ、韓国、日本など国際線も展開しています。

日本ではまだ馴染みが薄くLCCと誤解されがちですが、れっきとしたフルサービスキャリアであり、中国国内では最新の機材と高い定時到着率を誇るそう。

座席間のスペースや快適な腰枕、高級な中国風料理など機内設備も充実しており、顧客満足度も高く様々な賞を受賞しています。

2017年5月にはスターアライアンスの接続パートナーとなり、乗り継ぎ客へのスルーチェックインや、スターアライアンスゴールド会員へのラウンジ利用などの特典を提供しています。

2. 搭乗までの流れ:ビジネスクラスとエコノミークラスでどう違う?

チェックインの流れや手続きは他の航空会社と変わりません。

中国経由だとスルーバゲージできないのでは?と心配される方もいると思いますが、2025年1月時点で上海浦東国際空港経由であれば問題なく目的地まで荷物を預かってもらえます。

ビジネスクラスの場合は、ビジネスクラスラウンジを使用できます。

ANAの国際線特典航空券として予約しましたが、空港のANAラウンジは使用できませんでした。別の有料ラウンジを無料で使用できます。

本拠地である上海では、吉祥航空の専用ラウンジを使用することができます。清潔感もあり、電源やWifi、シャワーなど設備も十分です。

オーダー式で作ってくれる麺料理や点心、種々のスイーツなど、料理の品揃えはある程度充実しています。ドリンクコーナーに中国茶が複数種類おいてあるのも中国らしいですね。

乗り継ぎ手続きはビジネスクラスもエコノミークラスも同様でした。降り口で案内スタッフが待っているので、自力で乗り継ぎが不安な方も安心です。

3. 機内の座席と設備

3-1. ビジネスクラス

上海-ブリュッセル便のビジネスクラスは個室タイプのフルフラットシート。

中東路線などと違い、アメニティは歯ブラシ・アイマスク・耳栓のみで最小限という感じでした。

機内Wifiも提供されていますが、利用登録の際に携帯番号の入力が必要です。この時、日本の番号だと有効な携帯番号ではない、と表示されて登録ができませんでした…。

いずれ海外の携帯番号でも使用可能になるかもしれませんね。

寝具は最初から全て席に用意されています。就寝時間になると最前列の席のあたりに水とお菓子のバスケットが置かれており、喉が渇いたり小腹が空いたら自由に取ることができました。

3-2. エコノミークラス

エコノミークラスはよくある3列シート。USBAポートが一つ使用できます。

座り心地やシートピッチは問題なし。搭乗率次第ですが、真隣がいなければ十分快適に過ごせると思います。

エコノミークラスにも機内Wifiはありますが、おそらく中国の携帯番号がないと使用できない可能性が高いです。

4. 機内食&ドリンク

ビジネスクラスはきちんと食器で提供されます。中国の航空会社ということもあってか、日本人に馴染みやすい味付けでした。

フルーツ盛り合わせもたっぷりでみずみずしく美味しかったです。

深夜便だと夕食が出ないので、コース料理ではなく全てセットされた状態で出てきます。

ドリンクもワインやカクテルなど種類豊富でした。

ブリュッセル-上海便エコノミークラスの機内食はメインとサラダ、デザートのセット。

上海-関空便は短距離だからか選択肢はなく、メインとナッツ・ジュースのセット。

見た目はエコノミーらしく簡素な感じですが、味付けは文句なし。これまで乗ってきたエコノミークラスの中でもトップクラスに美味しかったです。

5. 総合評価

総じて可もなく不可もなくといった印象でした。聞き馴染みのないからといって心配する必要はない航空会社です!

個人的には機内食が美味しいところがポイント高いです。

せっかくビジネスクラスに乗るなら、やはり他の大手人気路線のフライトの方がおすすめですが、エコノミークラスであればおすすめできる航空会社かと思いました!

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