スペイン弾丸グルメツアー #2 バレンシア

スペイン

スペイン二番目の街はバレンシア。スペインといえばパエリア、パエリアといえばバレンシアということでチョイス。バレンシアのグルメ情報をお探しの方は一読あれ。

バルセロナ-バレンシア

バルセロナからバレンシアまでは、高速鉄道が通っている。しかし夏のハイシーズン目前ということもあり、1ヶ月前にはすでにチケットは売り切れてしまっていた。そのため、高速バスでの移動に。チケットはOmioから事前に予約しておいたため、当日はQRコードを見せるだけ。

Omio:ヨーロッパ、北米の鉄道・バス・航空券の予約

車内は高速バスというよりLCCのような作り。それぞれの座席にモニターやUSBが設置されている。二階建てで窓も大きく、開放感のある作り。

バスに揺られること4時間。途中一時的な渋滞もあったが概ね予定通りの時刻に到着。バルセロナよりさらに暑い。

バレンシアのバスターミナルから宿まではバスだと乗り換えが必要だったので、タクシーで移動することに。短距離の移動なので¥2500弱。

高級宿以外はどこも予約がいっぱいで、なんとか見つけたPurple Nest Hostelが二晩の宿。本来ドミトリータイプのホステルだが、一部の部屋だけ個室になっている。冷房が全館調節のためか、時間帯によって部屋が異様に暑いのが残念。荷物を部屋に置いたところで、近くのコロン市場へ。

おやつどきなこともあり、バレンシア名物のオルチャータ(タイガーナッツという豆から作った飲み物)をいただきに。

コロン市場は地下に商店が、地上に飲食店があるスタイル。オルチャータは砂糖が入れられていることが多いが、数少ない砂糖抜きのオルチャータが飲める店ということで訪れたのがCasa Orxata。

オルチャータとアイスの盛り合わせを注文。オルチャータはほんのり甘い豆乳といった感じで、後味にやや粉っぽさがあるがサラッとした飲み口。個人的には砂糖なしで十分美味しい。もちろんもっと甘味が欲しい人は自分で砂糖を追加できる。

オルチャータより印象的だったのがアイスの盛り合わせ。ヨーグルト、フランボワーズ、ストロベリー、マンゴー(パッションフルーツだったかも)の盛り合わせで想像以上のボリューム。フルーツの味が濃く、なめらかで、暑い昼下がりにピッタリ。

一服した後は夕食まで街を散策。El corte ingresという大型ショッピングモールはデパ地下が充実している。土産を少し買い足しつつウロウロ。

夜は予約してあった人気店、Jamn Jamonへ。飲食店街にひっそりと佇む。予約システムが日本からアクセスしてもスペイン時間になっているので予約時は注意。

おしゃれで高級感漂う店内だが、半袖短パンで全く問題ない様子。各所で紹介されているTasting setを注文。ワインはおまかせで頼んだが、一杯目にきた白ワインのBornos Verdejがフルーティーでとても美味しい。

Tasting setはTastingと名がついているものの5品とデザートのしっかりしたコース。一品ずつがボリューミーで正直食べ尽くすのは厳しい。一番最後にメインの肉料理が出てくるが、塊肉が2ブロックも来るため絶望感が漂う。ただし、どの料理も全て美味しいことは言うまでもない。

限界突破した腹を抱え、石造りの街並みを歩きながら宿へ戻る。

バレンシア2日目

バレンシアの中央市場へ向かう道中、朝食がわりにチュロスとホットチョコレートをいただく。チュロスをチョコレートにつけながら食べるのがスペイン流らしい。チュロスは遊園地のものをイメージしていたが、実物は砂糖をまぶしていない揚げパンという感じ。

ちなみにチュロスは最低でも6本からしか選べないので、小腹が空いた程度で頼まないように注意。チョコレートはどれも個性が立っているので、好みのものが見つかるはず。

腹ごしらえを済ませたところでバレンシア中央市場へ。周辺にもカフェや食料品店が集まっており、朝から賑わっている。時差ぼけも治ったので、観光客らしく朝からビール。

二杯目はバレンシア名物カクテルのアグアデバレンシア。名産のオレンジジュースと、これまたスペイン名産のワインCavaのカクテル。これが最高にうまい。バレンシア以外ではまず見つからないので、お土産にしたい場合は忘れずに買っておこう。

牡蠣を食べ、生ハムを食べ、市場を満喫した後は街を散策しつつ昼食の場所へ向かう。道中、スペインの代表的なスーパーMercadonaで生搾りオレンジジュースを購入。ボトルの大きさを選んで自分で詰める方式なので楽しい。

そしていよいよ大本命、本場のパエリアを味わうべく訪れたのが予約必須の名店Navarro。

明るい雰囲気のおしゃれな店内は開店直後からほぼ満席。パエリアは時間がかかるため予約時に注文しておくシステム。パエリアが出来上がるまで時間がかかるが胃袋のキャパを温存しないといけないので、冷製スープのガスパチョをオーダー。ドリンクは店員さんおすすめのサングリア白。これがびっくりの大きさ。季節のフルーツがふんだんに使われており、味も驚きの美味しさ。

30分ほどしてパエリアが到着。バレンシア風はウサギとカタツムリのパエリアだが、海産物も名物なのでシーフードパエリアを選択。

2人がけテーブルが占拠されるサイズのパエリア鍋は画力が尋常でない。魚介の旨味が米に凝縮されており、食べ進める手が止まらなくなる。当初は半分ほど食べて残りは持ち帰ろうかと思っていたが、気づけば一皿食べ尽くしていた。パエリア好きの方は絶対に食べてほしい。

本場のパエリアを満喫したところで一度宿に戻る。夕方になって暑さが和らいできたところで、タクシーに乗って近くのビーチへ。バスでも行けるが、時間がかかるため行きはタクシーに。

思っていたより波が荒く、泳ぐという雰囲気ではない。海水浴客たちも砂浜で寝そべるか波打ち際で遊んでいる。これが地中海かと感慨に浸りつつ波打ち際をしばし歩く。帰りのバスは1時間に一本ほどしかないため、タイミングに注意。バス停で待っている間は蚊の猛攻にさらされることになる。

翌日は早朝の飛行機でマヨルカに向かうため、夜は市場で買った果物で済ませ、荷造り。

次は最終目的地マヨルカ島。スペイン屈指のリゾート島で山と海を満喫するぞ!

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