こんにちは、しまおです!
海外でもスマホは必須アイテムになりましたね。
目的地を調べたり、友人と連絡を取ったり、タクシーを呼んだり…。この記事では、ネパールで現地SIMを購入し使うまでの手順を紹介します。
渡航前にやるべきこと3選
SIMロック解除
お使いのスマホによっては、契約している通信会社のSIM以外は使えない場合があります。これが「SIMロック」と呼ばれるものです。
例えば、iPhoneの場合は、「設定→一般→情報」の「SIMロック」の欄から確認できます。海外旅行前には、スマホが現地の通信会社のSIMを使えるように、ロック解除しておきましょう。手続きは簡単で、料金もかかりません。
最近は格安SIMを使っている人も多く、すでにロック解除済みの場合も多いと思います。
ただし、ロック解除方法は機種や通信会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
証明写真の入手
ネパールで現地SIMを手に入れるためには、証明写真が必要です。
旅行者はどうかわかりませんが、現地の人は白黒印刷のコピーをつかっていました。
ただし、現地で証明写真を撮ることや、データを印刷することは難しいです。日本のように、どこでも手軽に印刷できるコンビニはありませんので、事前に準備しておきましょう。
また、パスポートの再発行が必要になった場合にも役立ちますので、海外旅行に出かける際は必ず証明写真を持参してください。
オフラインマップと翻訳ツールのダウンロード
現地でSIMを手に入れるまでは、一時的にネットが使えなくなる可能性があります。迷わないために、あらかじめGoogle Mapの地図をダウンロードしておくのがオススメです。観光する際にもデータ量を節約できますよ。
まずはgoogleアカウントでログインし、Google Mapで行く予定の都市を検索します。
タブの右端にダウンロードとあるので、タップして、ダウンロードしたい範囲を選んで再度ダウンロードを押せば完了です。
ダウンロード済みのマップは、アカウントのアイコンをタップして、オフラインマップから確認できます。ここに保存されているエリアのマップは、ネットにつながっていなくてもいつものようにGoogle Map上で見ることができます。




また、言語に自信がない方は、翻訳ツールもダウンロードしておきましょう。
まず、google翻訳アプリをダウンロードします。「設定→オフライン翻訳→言語の追加」から、必要な言語をダウンロードしましょう。google翻訳のカメラ入力は文字が読めない時にとても役立つので、ぜひ活用してみてください!
SIMカードを手に入れよう!
現地に到着したら、まずは現地通貨であるネパールルピーを入手しましょう。両替所で現金を換金(日本円は使えないことが多いのでドルを用意していくと安心です)するか、クレジットカードの海外キャッシング機能を使ってATMから引き出すことができます。
現金を手に入れたら、通信会社の窓口に行き、手続きを済ませましょう。日本でお使いの契約プランのオプションに海外ローミングが利用できる場合、現地SIMを入手するまでの間、データ通信を使うことができます。
たとえば、KDDIの世界データ定額プランなどが該当しますし、楽天モバイルは基本料金に2GBまでの海外利用オプションが含まれています。
ネパールの大手通信会社はNepal TelecomとNcellで、どちらかを使っておけば問題ないと思います。筆者はNepal TelecomのプリペイドSIMを使っていました。必要な金額を都度チャージして、データ量や契約プランを購入して使う、という形です。

Nepal TelecomのSIMを手に入れるには、まずは窓口に行く必要があります。市内の窓口だけでなく、空港でも手続きができます。
窓口スタッフか警備員にSIMを買いたい旨を伝え、申込書をもらいましょう。ネパールでは銀行や携帯会社などで、警備員が書類の書き方等を教えてくれる役割を担っていることが結構あります。ただし、警備員の場合英語があまり通じないことも多いので、コミュニケーションには気合が必要です。
残念ながら申込書は全てネパール語表記です。Google翻訳のカメラ入力を使うか窓口の人に聞いて、必要事項を記入しましょう。SIMカードの発行手数料は100円程度です。
今の携帯にSIMカードが入っている場合、現地SIMと入れ替える必要があります。スマホの電源を切り、SIMカードを取り出して交換しましょう。
日本のSIMカードは無くさないように小さいジップロック等に入れておくのがおすすめです。
eSIMをお使いで、機種がデュアルSIMに対応している場合、現地SIMを差し込んで再起動した後、主回線を現地のものに切り替えます。SIM取り出し用のピンを持っておくと便利ですよ。
SIMカードにチャージするには?(Nepal Telecom)
ネパールは銀行口座やクレジットカードを持っていない人の方が多いので、SIMカードは現金チャージ式です。
中の個人商店で、通信会社とチャージしたい金額を伝えると写真のような紙のカードを買うことができます。通信会社のロゴが看板に出ているお店は確実ですが、大体の店には置いてある印象です。
裏はスクラッチカードになっていて、爪などで削るとチャージに使うPINコードが記載されています。
「*1415#」に発信すると英語でメッセージが出るので、指示に従いながら購入したカードのPINコードを入力するとチャージができます。
Nepal Telecomのアプリをダウンロードすると、残額やパッケージの料金の確認することができます。クレジットカードを登録すれば、オンラインでの支払いもできるようですが、筆者はセキュリティの関係か、クレジットカードを登録することができなかったので、過信は禁物です。
データ通信は4G通信が28日間6GBで290NPR (290円)と非常に安価です。ただし、4G通信に対応しているエリアは狭く、ほとんどのエリアではLTEか3G通信になるので注意してください。検索のスピードに少しストレスを感じる方もいるかもしれませんが、問題なく使えます。


よく使うダイヤルコードは下記の二つです。
- *412# リチャージ
- *400# 残額の確認
- *1415# データパックの購入
現地でSIMを買うのは難しそう…という方へ
ネパールの場合、現地SIMを買うことで、通信費を非常に安く抑えることができます。しかし、手間はかかるので、短期間の滞在の場合はお使いの携帯会社の海外ローミングサービスを使うのも良いでしょう。
またSIM2Flyなど、ネパールでの利用に対応しているSIMカードをAmazon等であらかじめ購入して持っていくのもありだと思います!
いかがでしたか?スマホが使えないと何かと不便な昨今、ネパールでも快適なスマホライフを送りましょう!
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