ドバイでトランジットを満喫しよう!交通事情とマストアイテム「ノルチケット」を解説

ドバイ

こんにちは!しまおです。ヨーロッパや中央アジアへの旅行で中継地になることの多いドバイ。世界的にも有名な観光大国です。時間に余裕がある方は、公共交通の共通チケットであるノルチケット(Nol ticket)を使いこなしてぜひ観光してみてください!

ドバイ観光に使える公共交通

メトロ

早朝の駅

主要な観光地を回るには、無人鉄道のドバイメトロが便利です。東京でいうところの新交通ユリカモメみたいな感じですね。地上駅と地下駅どちらもありますが、地上駅は近未来的なデザインで結構ワクワクします。レッドとグリーンの2系統があり、Zoneと呼ばれる区間内均一運賃制なのであらかじめ区間をまたいだ移動があるかどうか確認しておきましょう。

運行間隔は短く、10分以上待つことはあまりありません。ただし、海沿いが中心で、全観光地を網羅しているわけではないので、行きたい場所に合わせてバスやタクシーと組み合わせて利用しましょう。また、早朝や深夜は運行していないので、トランジットの到着時間次第では使いにくいことがあります。車内での飲食・居眠りや迷惑行為は罰金の対象になることがあるので、車内ではおとなしくしていましょう。

バス

メトロでのアクセスが悪い場所にはバスを利用しましょう。ただし、路線が色々あって結構複雑です。また、バス停によっては非常に場所がわかりにくいことがあり、地図を過信しないようにしてください。筆者は何度かGoogle Mapに指示された何もない場所で立ち尽くしました。こんなとこにバス停あるのか…?と思い始めたら大抵そこにはないです。意外とドバイはGoogle Mapがあてにならないことが多く、筆者はドバイ滞在中の地図アプリとして、Moovitを利用していました。また、ドバイの公共交通の公式アプリであるS’hailもバスの時刻表を調べたりするのに便利です。ドバイは日中非常に暑いので、主要なバス停は銀色のドームのようになっていて、中は冷房が効いています!ある程度外が見えるようになっていますが、乗りたいバスに通過されないように注意しましょう。乗り込む際と降りる際の2回チケットをタッチする必要があるので忘れないようにご注意を!

また、ドバイはイスラーム圏なので、礼拝の時刻になると街全体に放送が流れます。運転手が礼拝のために15~20分程度バスを停車することがあるので、急いでいる場合には注意が必要です。筆者は。そろそろ観光を切り上げて宿に向かおうとバスに乗り込んだ途端、そのバス停で礼拝が始まってしまって焦りました。

タクシー

交通手段として最も便利なのはタクシーです。ドバイはUberのクオリティが高く、レクサスなど高級車もタクシーとして走っています。ただし、料金は日本以上に高いと思ってください。もちろん距離によりますが、一回乗ったら4~5000円かかるイメージです。ドバイでは基本的な物価が日本よりも高いので仕方ないとはいえ、気軽に乗れる交通手段とは言えないですね…。しかし、バス停がわからない場合や急いでいる場合など、使うべき時はためらわずにタクシーを利用しましょう。ドバイは日中の気温が非常に高いので迷子になっているとかなり消耗してしまいます。

スパイススークや歴史地区があるエリアでは、ドバイクリークと呼ばれる運河を渡るのに舟を利用することができます。バスやメトロと同様に RTAが運営しています。区間によりますが、片道70円程度で利用できるので、一度乗ってみると良いと思います!一日乗車券の適用外なので、別途料金を支払う必要があります。チケット売り場で降りたい船着場を伝えて、料金を支払います。カード払いができるので現金がなくても大丈夫です。 QRコードのついたチケットをもらったら、船着場のスタッフにチケットを見せてどの乗り場で待ったらいいか教えてもらいましょう。案内板にルートごとの船着場は書いてありますが、船着場が修理中だったりするのでしっかり確認しましょう。ためらっていると乗り逃して追加で30分待つことになります。

これがノルチケットだ!

レッドチケット一日乗車券

ドバイの公共交通を利用するときのマストアイテムがこのノルチケットです!質感は厚紙ですがSuicaやPasmoのようなチャージ式のプリペイドカードになっていて、メトロの各駅で購入することができます。必要な料金を都度チャージして利用することもできますが、公共交通を複数回利用する場合は一日乗車券(全区間乗り放題で700~800円)を買ってしまうのがオススメです!メトロの改札では忘れないと思いますが、バスに乗り降りするときも必ずタッチするようにしてください。結構な頻度で読み取り機の反応が悪いので音が鳴るまで離さないように!

メトロの駅には、駅員さんのいる窓口と、自動券売機が設置されています。窓口に並んで一日乗車券が買いたいと告げても良いですし、自動券売機で買うこともできます。どちらもカード決済が利用できるので、現金を用意する必要はありません。券売機の画面上に一日乗車券が見つからずに戸惑っていたら、後ろに並んでいた人があっちの券売機だと教えてくれたので、一日乗車券発行に対応している券売機とそうでないものがあるのかも…?ノルチケットの有効期限は90日間なので、90日以内に再度立ち寄る予定がある方は、無くさないようにとっておくと、発行手数料を節約することができます。

いかがでしたか?ドバイは観光に力を入れているだけあって、公共交通は比較的整備されています。使いこなせば交通費を抑えて観光を楽しめますので、ぜひノルカードを活用してドバイのトランジットを満喫してくださいね!別の記事では実際に筆者が訪れて選んだトランジット観光おすすめスポットも紹介していますのでそちらも是非ご覧ください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました