北欧のグルメというとサーモンのイメージが強いかもしれませんが、それだけじゃないんです!この記事ではスウェーデンの首都ストックホルムを訪れたらぜひ食べてほしいグルメについて紹介していきます。
筆者史上No.1のホットドッグ

最初にご紹介するのは「Brunos korvbar」。オステルマルム市場の近くにあるホットドッグスタンドです。ただのホットドッグと侮るなかれ、日本で食べられるホットドッグとは一味違います。


まずはパンの部分。注文してから表面を焼き上げられるパンはもはやバゲットのようです。筆者のようなハード系のパン好きにはたまりません。日本のホットドッグも是非このパンにしてほしい。
そしてホットドッグをホットドッグたらしめるソーセージがすごい!初見では選びきれないほど種類があります。肉の種類から製法まで様々で、正直メニューを見ても何がなんだかよくわかりませんでした。一つのパンに最大3種類までソーセージを挟んでもらえるので、気になったものをとりあえず頼んでみるのもアリですね。写真から伝わるかわかりませんが、かなり大きさがあるので胃袋に自信がない方はソーセージ一本にしておきましょう。しっかりとしたランチ1食分くらいの破壊力はあります。人気店なので並んでいることも多いですが、スタンドなので回転は比較的早いです。ソーセージの種類を読んで迷っている間に順番が来るでしょう。
Youtubeで見つけたこのホットドッグスタンド。期待以上の味で筆者市場No.1のホットドッグでした。オステルマルムを訪れる際はぜひお立ち寄りを!
濃厚さに感動!オステルマルム市場のジェラート

続いては人気観光スポットであるオステルマルム市場から一店ご紹介します。
オステルマルム市場といえば、新鮮な魚介やエルクのソーセージなどの肉製品、そしてそれらを使った料理が楽しめるレストランのイメージがあるかもしれません。実は市場の中にはスイーツの店も結構あるんです。チョコレート店やケーキ屋、そしてジェラート屋も複数あります。その中で紹介したいのは、「Betsy Sandberg Choklad AB」です。
筆者が訪れたのは夏だったので緯度の高いスウェーデンといえども日中はそれなりに暑かったです。そんな時に足を止めてしまったのがこの店でした。店名からすると本業はチョコ屋なのかもしれませんが、紹介したいのはこの店のジェラート。ラインナップ自体はそれほど珍しいものではなく、ピスタチオやベリーといった品目たち。しかし口に運べば気がつくでしょう、その濃厚さに!


フルーツ系はその果実がギュッと凝縮されたような濃厚さがありつつ、さっぱりとしてくどくない味。口溶けも非常に滑らかです。そしてピスタチオのジェラートに関してはこの店より濃厚なピスタチオジェラートはそうそう無いのではないかと思えるほどでした。夏にスウェーデンを訪れる際はぜひ食べてみてください!
最高の夜になること間違いなし!ヴァイキング料理



せっかく海外にいるんだから、その国ならではのものが食べたいなと思ったあなた!「Aifur」を訪れてみてください。忘れられないディナーを味わえますよ。
Aifurは9〜11世紀に北欧の海で強い影響力を持っていたヴァイキングをコンセプトにしたレストランです。店内の雰囲気から、店員の服装、着席の方法までしっかりと作り込まれています。新たな客が入店するたびに行われる案内係の店員さんのパフォーマンスも楽しいですよ。



メニューはコースのように前菜、メイン、デザートと分かれていますが、単品で注文することも可能です。丸ごと一羽分の鶏やトナカイ(鹿だったかも)、魚などメインはどれも魅力的でそれぞれ絶品です。飲み物も個性的で、ヴァイキングがよく飲んでいたというハチミツ酒、ミードを使ったカクテルなどが楽しめます。まさにスウェーデンならではのディナーが楽しめるのでオススメです!非常に人気がある店なので、予約は必須です。web上で簡単に予約できるので、旅程が決まったら予約しておきましょう!
ビールが止まらない…!山盛りムール貝

最後に紹介するのはスラッセンの近くにあるバーレストランの「Akkurat」です。酒好きの方、酒のアテになる料理が好きな方には自信を持ってオススメできます。ドアをくぐると警備員がいてちょっとびびってしまいますが、ご心配なく。年齢確認をされるだけです。(私たちは20代後半の集団でしたが、やはり日本人は若く見えるらしく、本当に20超えてるのか!?と驚かれました。)
雰囲気のある落ち着いた店内では様々なアルコールと絶品料理を楽しむことができます。中でも是非食べてほしいのが、ムール貝です。バターと白ワインがベースとなっていそうなスープにムール貝の旨味が溶け込んでいて、ビールが止まりません。つきだしのパンやクラッカーにつけて食べるもよし、貝殻ですくって貝の身と一緒に流し込むもよし。中毒性の高い逸品です。



夏のスウェーデンは夜9時ごろまで明るいままです。ムール貝だけでなく牛肉のタルタルステーキなどハズレなしの品々とともに、ストックホルムの長い夜は更けていきました。
いかがでしたか?ご紹介した店は全て筆者実際に訪れて、自信を持ってオススメできる店のみです。スウェーデン旅行で食にこだわりたい方はぜひ候補にしてみてくだい!
コメント